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土地なしで注文住宅を建てる場合に必要な予算と手順

土地なしで注文住宅を建てる場合に必要な予算と手順

住宅を購入するには多くの資金が必要です。そこで、手元にまとまった現金がない人は、住宅ローンを組むことで資金を確保します。ただし、住宅ローンを組む前に、金融機関による審査があります。その際、全ての人が審査を通過できる訳ではありません。そこで記事の冒頭では、住宅ローンの審査について解説します。あわせて、今回の記事では、住宅ローンの金利・返済、住宅ローンの種類などについてご紹介します。

目次
土地なしで注文住宅を建てる場合は土地探しが必要
土地なしで注文住宅を建てる際の進め方

土地なしで注文住宅を建てる際の費用
家づくりは日興ホームが丁寧にサポート致します

土地なしで注文住宅を建てる場合は土地探しが必要

注文住宅を建てる際、所有する土地がなければ土地探しから始める必要があります。土地なしで注文住宅を建てるためには、建物の予算だけではなく、土地の予算についても併せて考えなければなりません。

注文住宅を建てる際はさまざまな面で費用がかかるため、住宅ローンを組む方法が一般的です。現時点での収入や貯蓄などを考えて、住宅ローンを組んだ場合に借り入れ可能な金額について確認しておくと、おおよその予算を把握しておくことができます。

土地なしで注文住宅を建てる際の進め方

土地なしで注文住宅を建てる際は土地探しから始まります。住むエリアを決めたり理想の土地を探したり、家の大きさを考えたり、さまざまな準備があります。この章では土地がない場合に注文住宅を建てる流れを紹介します。

①土地と家の予算を設定する

注文住宅の予算は自己資金と住宅ローンを合わせた金額で考える必要があります。
貯蓄や親からの支援などで、住宅ローン以外に自分で用意できる金額がどの程度か、シミュレーションしておくことをおすすめします。新築で住宅を建てる際、大抵の場合は住宅ローンを組んでお金を借り入れますが、無理のない範囲で借り入れましょう。

住宅ローンによっては、諸費用も併せて借りられるローンがあります。しかし、土地を購入する際必要な手付金のように、初期段階で必要となる資金もあります。そのため、ある程度の自己資金が必要です

②建てたい家のイメージを作る

土地や家の予算を設定したら、建てたい家の間取り・外観・構造など、イメージを固めます。イメージを固める際は、新しい家に対する家族の要望を挙げて、どのような性能を重視するか検討する必要があります。家族それぞれのプライベートや家族同士のコミュニケーション、収納など、重視する内容によって適した間取りを考えることが大切です。
ここで固めた新しい家のイメージは、土地探しや注文住宅の設計段階などにおいて重要な判断基準となります。不動産業者や建築士など専門家のアドバイスは重要ですが、どんな家を立てたいのか決まっていないと、判断基準があいまいになり、完成まで時間がかかってしまいます。

③建築会社を選ぶ

注文住宅を建てる際、依頼先は3種類あります。主に「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の3つで、それぞれ特徴が異なります。自分がイメージする家で、重視したいポイントに合わせて依頼する建築会社を選ぶことが大切です。

依頼先 特徴
ハウスメーカー ・工場で材料を加工することが多く、工期が短い。
・アフターサービスが充実している業者が多い。
・住宅展示場の見学ができるため、家づくりのイメージがしやすい。
工務店 ・住宅を建築する場所に近い工務店を選ぶ方法が一般的。
・会社によって品質や規模は異なるが、費用を抑えられる。
設計事務所 ・デザイン性を重視する場合におすすめ。
・費用はかかるが、洗練されたデザインの家づくりができる。

④土地探しをする

予算や家のイメージ、依頼する建築会社が決まったら、土地探しを始めます。エリアや地域によって土地の価格は異なるため、予算に合わせて地域を選ぶ方法がおすすめです。

大まかな地域が決まったら、条件に合わせてエリアを絞ります。ただし、理想通りの土地が見つかっても、場合によっては建築条件が設定されている場合があります。建築条件付きの場合は、決められた建築会社でしか建築できません。そのため、希望の建築会社を選べない可能性があります。

土地を探す際は、インターネットで探すとあまり手間にはなりませんが、不動産会社や建築会社に依頼することもできます。自分で土地を探していて行き詰まった場合は、不動産会社や建築会社のようなプロの手を借りることも一つの方法です。

⑤購入予定の土地に建てられる間取りの提案

依頼する建築会社と家を建てる土地が決まったら、その土地に建築可能な間取りを提案してもらいます。希望する間取りが事前に決まっていても、土地の広さや形状によって建てられない場合があります。建築会社によっても対応の可否が異なるため、複数の業者で比較することもおすすめです。

⑥住宅ローンの事前審査を受ける

土地と住宅どちらも住宅ローンを利用して購入する場合は、土地を購入する前に審査が必要です。事前審査では、間取りのプランや見積もりを金融機関に提出する方法が一般的です。提出するプランは仮のプランでも問題ありません。

⑦土地を決定して売買契約する

ローンの事前審査を申請したら、土地を決定します。希望する家の建築が可能と分かったら、土地の売主に買い付け証明書を提出する流れです。売買契約をする前に、重要事項説明書にしっかり目を通して、内容を確認しておきましょう。内容に問題がない場合、売買契約を結んで手付金を支払います。手付金は土地代金の5%~10%です。手付金だけではなく、仲介手数料や印紙代なども必要なため、あらかじめ用意しておかなければなりません。

⑧依頼する建築会社を決定する

土地の売買契約を締結したら、依頼する建築会社を選びます。自分がイメージする家に対応可能な建築会社を選定することが大切です。間取りを作成する段階で、複数の建築会社に見積もりを依頼しておくと、選定する際に比較できます。見積もりに、諸費用に関する項目が含まれているか、細かく確認しましょう。会社によって諸費用が含まれている場合と、含まれていない場合があります。

⑨工事請負契約を締結する

依頼する建築会社が決まったら建築プランの詳細が決まったら、建築会社と工事請負契約を締結します。工事請負契約書の内容はしっかり確認する必要があります。工事請負契約書に記載されている金額や間取りなどに間違いがないか、隅々まで確認しましょう。

⑩建築プランを設計する

建築会社と工事請負契約を締結したら、打ち合わせをしてプランの詳細を決めます。打ち合わせをする回数は人によって異なり、5回~8回ほどの打ち合わせが必要な場合もあります。注文住宅は賃貸とは異なり、一度建築すると長年住む場所です。外壁を含め、外装から家の内部まで、詳しく打ち合わせをする必要があります。費用を考えて、こだわる部分を厳選しましょう。

⑪住宅ローンの本審査

工事請負契約の締結が完了したら地域に建築確認の申請をして、建築確認済証が交付されてから、住宅ローンの本審査を申請します。本審査では、土地の売買契約書や工事請負契約書、建築確認済証など、書類を金融機関に提出します。

⑫土地の引き渡し後、着工

住宅ローンや自己資金などで土地の代金を払い終わったあと、土地が正式に引き渡されます。実際に着工するのは、土地が引き渡されたあとです。着工する前に地鎮祭を行ったり、棟上げの際に上棟式を行ったりすることが一般的ですが、これは強制ではなく、施主が希望する場合に実施します。段取りや準備について分からない場合でも、建築会社のサポートがあります。

⑬竣工後、住宅の引き渡し

住宅の完成後、現場監督や建築会社の担当が立ち会ってチェックをします。引き渡し後に見つかった傷や問題点の修理には、追加費用を請求される場合がほとんどです。そのため引渡し前に、床や壁などの汚れや傷、建具の動き方など、細かくチェックして建築会社に指摘する必要があります。修理が必要な場合、引き渡しまでに完了するように日程を明らかにしておきましょう。

住宅ローンの種類

前述のように、土地なしで注文住宅を建てる場合は土地代も必要です。土地の代金を含めた、注文住宅の費用における全国平均は4,367万円です。土地がある場合の全国平均は3,434万円で、約900万円の差があります。土地なしで注文住宅を建てる際にかかる費用の項目を紹介します。

  • 手付金(自己資金)
  • 仲介手数料(自己資金)
  • 土地代
  • 登記費用
  • ローンの手数料
  • 抵当権設定の登記費用
  • 印紙代
  • 諸費用

家づくりは日興ホームが丁寧にサポート致します

広島で注文住宅を建てるのであれば、日興ホームにお任せください。家づくりを考え始めてから入居まで、すべて自社で担っています。そのため、細やかな対応が可能です。入居後のアフターサポートも含め、丁寧にサポートします。家づくりは、さまざまなことを考える必要があります。どのようなことでも、お気軽にご相談ください。

コラムニスト:ちゅーピー住宅展示場モデルハウス 羽原 忠宏

  • 羽原 忠宏
  • 笑顔と元気が取り柄です(^^)/
    子育て世代の家づくりを得意としております。お客様に寄り添った営業、ご提案を心掛けています。一緒に楽しい家づくりをしましょう♪

    ・趣味:体を動かすこと

  • ちゅーピー住宅展示場モデルハウス
  • わが家という夢が望みどおり叶い、わが家と始まる未来が幸せに綴られる。そんな想いから生まれた自由設計の住まい。テクノストラクチャー工法で、耐震性・耐久性とデザインの自由度を両立しました。先進技術で夢の住まいを紡ぎ、長い人生の物語を幸せに紡ぐ。家族の想い出を重ねながら未来へと価値を受け継いでいく住まいをぜひ展示場でご体感ください。

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