「ZEH=Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略」とは、住まいの断熱性を高め、省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー(※)消費量(空調・給湯・換気・照明設備)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことです。
地球温暖化ガスの排出量削減が世界的な課題となっている今、これまでの省エネに「創エネルギー」を導入し、自宅で消費するエネルギー量より自宅で創るエネルギー量が多い=ZEHの暮らしに注目が集まっています。
一次エネルギーとは:石油・天然ガスなどの化石燃料や水力、太陽エネルギーなど、自然界に存在するものから得られるエネルギーのこと。一次エネルギーを加工して得られる電気などは二次エネルギーと呼ばれています。
※冷暖房・給湯・換気・照明設備のエネルギー消費量をそれぞれ計算し、合計して算出。
夏は涼しく、冬は暖かく。
壁や天井などの断熱性能を向上し、エネルギーロスを最小限とする住宅を建てましょう。
家で消費する電力量を無理なく減らすために、HEMSやエネルギー効率の高い機器・照明などを取り付けましょう。
家で消費するよりも多くのエネルギーを創るために、たっぷりの太陽光発電でしっかり発電しましょう。
太陽光発電などで創り出したエネルギーを効率よく使用し、外からの風や太陽熱を活かすことで、省エネにつながります。
また、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで見える化し、家電機器を自動制御する「HEMS(ヘムス=ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)」で管理することで快適に節電でき、家族の節電意識も高まります。
住宅についてZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)を標準的な新築住宅へ。
2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す。
※エネルギー基本計画(2014年閣議決定)
日興ホームはZEH住宅を推奨し、2025年には新築着工の50%以上をZEH住宅とすることを目標としています。
注文…新築注文戸建住宅 建売…新築戸建住宅 既存改修…既存住宅の改修
ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅。ZEHが正味で100%省エネを達成していることに対し、Nearly ZEHは正味で75%省エネを達成していることが条件です。
都市部などの狭小地に建つ、住宅性能や設備はZEH仕様に準拠しているものの、日照時間や屋根面積などが限られていて一次エネルギーの収支がゼロにならないような住宅が対象となります。