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ZEH
「ZEH=Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略」とは、住まいの断熱性を高め、省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー(※)消費量(空調・給湯・換気・照明設備)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことです。
地球温暖化ガスの排出量削減が世界的な課題となっている今、これまでの省エネに「創エネルギー」を導入し、自宅で消費するエネルギー量より自宅で創るエネルギー量が多い=ZEHの暮らしに注目が集まっています。
※一次エネルギーとは:石油・天然ガスなどの化石燃料や水力、太陽エネルギーなど、自然界に存在するものから得られるエネルギーのこと。一次エネルギーを加工して得られる電気などは二次エネルギーと呼ばれています。
太陽光発電などで創り出したエネルギーを効率よく使用し、外からの風や太陽熱を活かすことで、省エネにつながります。
また、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで見える化し、家電機器を自動制御する「HEMS(ヘムス=ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)」で管理することで快適に節電でき、家族の節電意識も高まります。
注文…新築注文戸建住宅 建売…新築戸建住宅 既存改修…既存住宅の改修
Nearly ZEH(ニアリー・ゼッチ)について
ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅。
ZEHが正味で100%省エネを達成していることに対し、Nearly ZEHは正味で75%省エネを達成していることが条件です。
都市部などの狭小地に建つ、住宅性能や設備はZEH仕様に準拠しているものの、日照時間や屋根面積などが限られていて一次エネルギーの収支がゼロにならないような住宅が対象となります。
※100%省エネ、75%省エネの判定方法は省エネ基準に従うが、その対象は、空調・給湯・換気・照明設備とする。また省エネ基準では自家消費分のみを考慮するが、ここでは売電分も考慮する。(ただし余剰買取における余剰売電分に限り、全量売電については考慮しない。 出所:経済産業省「ZEH普及に向けて〜これからの施策展開〜」(平成27年12月)