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家で本を読む ④

一人暮らしのため、一人前だと出前を取ったら迷惑になるのか…

それとも今の時期はちょっとでも頼んだ方が支援になるのか…もんもんとしながらメニュー表とにらめっこする毎日です。

今日紹介する小説はこちらです。

 

タイトル:キノの旅
著者:時雨沢恵一

2000年から現在まで連載が続いているライトノベルです。

主人公である旅人のキノと、その相棒である喋るバイクのエルメスが色々な国を旅する物語です。

一冊の中に7話ほど入っており、基本的には1話でひとつの国の話が書かれています。

この国というのが、どの国も一風変わった国ばかりで、

国民全員が人の心を読めるようになってしまった国や、大人になる年齢になったら脳の手術を受けないといけない国など…

主人公であるキノはその国に深く関わったり、あまり関わることなく国を去ったりと色々な形で旅をしていきます。

 

感動するような話から怖い話や後味の悪い話など、色々な話が読めるのが面白いところだと思います。

この国はどういう国なのか最後まで分からないような話もあり、ハラハラしながら読むことも…。

また、ほとんどの話が1話で完結するため、どの巻から読んでも問題なく読み進めていくことが出来ます。

(1巻は読んだ方が良いかもしれません)

私は図書館で特に借りたいものがないな~というときに、適当に手に取った巻を借りて帰ったりしています。

借りたことがあるものを借りてしまったこともありますが…笑

 

ライトノベルはなかなか手に取りにくいという人もいるかもしれませんが、

星新一などの1話完結の不思議は話が好きな方にはぜひ読んでいただきたい小説です。

ちなみに私が一番好きな話は2巻に収録されている「優しい国」

ぜひどんな国なのか、読んでみていただきたいです。

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