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【土地あり・土地なし】注文住宅完成までの流れを解説

【土地あり・土地なし】注文住宅完成までの流れを解説

注文住宅を建てるには、さまざまな工程が必要です。
今回は、土地を持っている方・持っていない方に向けて、注文住宅が完成するまでの流れを解説します。
今後、家の建設を考えている方はぜひ参考にしてください。

目次
【土地あり・土地なし】①注文住宅の予算設定・イメージ作り
【土地なし】②注文住宅の土地探し
【土地あり・土地なし】③注文住宅を建てる建築会社探し
【土地あり・土地なし】④プラン決定・見積依頼・住宅ローンの仮審査
【土地あり・土地なし】⑤敷地調査と地盤調査
【土地あり・土地なし】⑥工事請負契約・住宅ローンの本審査
【土地あり・土地なし】⑦着工~完成
【土地あり・土地なし】⑧引渡し
【土地あり注文住宅】土地があっても敷地調査と地盤調査が必要
土地あり土地なしで費用はどれくらい変わる?
流れを理解して理想の住宅を建てる

【土地あり・土地なし】①注文住宅の予算設定・イメージ作り

最も重要な項目は、家の予算と注文住宅のイメージ作りです。
予算の内訳は、さまざまな項目があります。

  • 土地代
  • 建物代(頭金)
  • 外構工事代
  • 電気ガス代
  • 引っ越し費用

家のローンを組む予定の方は、頭金として用意できる金額と、月々の支払いを細かくシミュレーションする必要があります。
予算を詳しく設定する前に建築業者を決めると、予算に余裕がなくなる可能性もあるため、注意が必要です。

また、家のコンセプトを詳しく話し合ってください。
家の間取りや雰囲気を想定することで、建築業者に依頼する際もスムーズに進められます。家のコンセプトは、モデルハウスやオンラインサイトを見ることで、より家族間のイメージを統一できます。

【土地なし】②注文住宅の土地探し

まず、どこに家を建てるか、土地を探します。土地を探すときに重要な項目は、土地代と立地です。
あらかじめ決めておいた予算の範囲内で、土地を探します。不動産会社に相談する方法や、ハウスメーカーが土地探しを手伝ってくれる場合もあります。

家を建てる立地はとても重要なポイントです。家族の希望が叶えられる立地を探しましょう。

  • 災害危険区域に入っていないか
  • 学校や駅との距離
  • 大きな道路に面しているか
  • 病院、スーパーとの距離

このように、さまざまな希望があります。不動産屋やハウスメーカーと相談して土地を決めてください。
土地探しにかかる時間は人によって幅が広く、半年〜数年かかる方もいます。

【土地あり・土地なし】③注文住宅を建てる建築会社探し

土地が決まると、家の建築業者を探します。建築業者を決めるために、複数のモデルハウスやハウスメーカー、工務店を回ってください。
それぞれの会社に得意な施工内容や大まかな予算が決まっています。予算を比べて、どの会社にするか選びましょう。

同じコンセプトで施工を依頼したとしても、建設業者によって予算のかけ方は違います。いくつかの業者を比較して、自分のイメージと合うかどうかを確認してください。その際に、一緒に住む方の意見も踏まえて、完成イメージがお互いに合っているかの確認がおすすめです。
モデルハウスにいる業者のスタッフや、工務店スタッフに詳しく話を聞くことで、予算が圧迫されずに家を建てられます。

【土地あり・土地なし】④プラン決定・見積依頼・住宅ローンの仮審査

建設業者が決定すると、詳しい間取りや設備についてのプランを決定します。また、同時進行で家の見積もり依頼をしてください。この工程に進むと、申込金が必要な可能性もあります。申込金の有無やタイミングも業者に確認してください。

プランについては、この時点で家の希望を全て伝えます。間取りや配線、窓の位置や収納場所など伝え忘れがないように確認してください。家具やインテリアにこだわりがある方も、この時に伝えることで、業者も同じイメージを持って作業できます。

また、住宅ローンを希望する方は、ローンの仮審査を受ける必要があります。金融機関が求める必要書類を提出してください。仮審査は、1週間程度の時間が必要です。

【土地あり・土地なし】⑤敷地調査と地盤調査

家を建てるために土地を購入する方は、その土地の敷地調査と地盤調査が必要です。
地盤調査は、その土地が家を建てるときに耐えられるかどうかを調べます。もし、耐えられない時は、地盤改良工事をする必要があります。
敷地調査は、家の周りの家や道路とのバランスによって、その土地にどのような家を建てられるかが分かる調査です。自分の家のイメージが調査に引っかかる可能性もあるため、調査の際に細かく確認する必要があります。
これらの調査は、建築会社や調査会社が行います。どこの会社が行うか、事前に確認してください。
調査をしたとしても、近隣住民とトラブルになる可能性がある項目です。そのため、地盤保険に加入している建築会社と契約する方法もおすすめです。

【土地あり・土地なし】⑥工事請負契約・住宅ローンの本審査

各調査が無事に終了すれば、工事の請負契約に進みます。これは、本契約とも呼びます。家の内装や、施工プランを明確に決め、使用する材料などについて詳しく話す工程です。
工事の代金や、それを支払うタイミング・施工完了予定日についてもこのタイミングで決まります。そのため、慎重に話し合いや契約をしてください。
建築許可が降りると、住宅ローンの本審査を受け、契約が可能です。もし、契約後に建築のプランを変更すると、再度契約する必要があります。
大変手間と時間がかかる作業のため、プラン内容について、契約後に変更可能な項目はどの部分か、確認しておくことがおすすめです。
この工程が完了すると、注文住宅の工事が始まります。

【土地あり・土地なし】⑦着工~完成

契約が完了すると、家の建設が着工します。家の基礎工事が始まり、引き渡しの時まで工事が続くため、周辺住民に挨拶へ行く方もいます。
また、建設業者やハウスメーカーによっては、地鎮祭や上棟式を行う可能性もあるため、確認してください。工事の期間は、4〜6か月ほどの期間で行う業者が多く、その間に何度も話し合いが行われます。理想の住宅にするために、気になる点や希望箇所は細かく担当者に伝えることがおすすめです。工事が進むと、その希望が実現できない可能性もあるため、気がついたらすぐに伝えましょう。
また、引き渡しの前に竣工検査があります。これは、家に不具合がないかどうかを確認する工程です。水回りやドア・コンセントの配置など、不具合や汚れがないかどうかを確認してください。

【土地あり・土地なし】⑧引渡し

家が完成すると、引き渡しです。引き渡しの際に、敷地内における全ての確認を担当者と行います。また、この時に鍵の受け渡しや最後の支払いをする業者も多くあります。汚れがないかや施工内容に間違いがないかどうかを確認してください。
引き渡しが終わった後、業者と連絡が取れる連絡先を交換しておくことがおすすめです。なぜなら、鍵の引き渡し後に見つかった不具合やメンテナンスの際に必要のためです。
家の保証内容やメンテナンス期間も、確認しておくとトラブルを回避できます。

【土地あり注文住宅】土地があっても敷地調査と地盤調査が必要

自分の土地を持っている方は、上記で説明した工程の内、②土地探し が必要ありません。しかし、すでに土地を持っている方も、敷地調査と地盤調査は必要です。
なぜなら、地盤調査の結果は、ハウスメーカーや業者によって違うためです。メーカー独自の基準を持っている可能性があり、その結果がよくなければ、工事ができません。
また、敷地調査は、その土地に建てたい家によって調査が必要のため、必ず行われます。そのため、土地をすでに持っている方は、建築業者を探す作業が住宅を建てる最初の工程です。

土地あり土地なしで費用はどれくらい変わる?

家を建てる方が、事前に土地を持っているかどうかで、工事費用は大きく変わります。その費用額は土地の場所によって違います。その金額は、300万円から1,000万円以上です。土地の価格はその年によって変動し、価格が上がる土地もあります。自分の土地がどのような状態であるかを確認してください。
もし、土地を持っている方は、その土地を有効活用して理想の住宅を建てることがおすすめです。
持っている土地に、古い家屋や廃材がある方は、それらを除去する費用がかかる可能性もあるため、業者に見積もりを取る必要があります。

流れを理解して理想の住宅を建てる

この記事では、注文住宅を建てたい方に向けて、その順序を解説しました。土地を所有しているかどうかによって、その予算は大きく変わります。
今後、注文住宅を考えている方は、ぜひこの記事を参考にして、理想の住宅を計画してください。

コラムニスト:ちゅーピー住宅展示場モデルハウス 大坪 龍也

  • 大坪 龍也
  • 東広島が地元です。お客様の住まいづくりを誠心誠意、サポートさせて頂きます。

    ・趣味:TVゲーム・映画鑑賞・ショッピング

  • ちゅーピー住宅展示場モデルハウス
  • わが家という夢が望みどおり叶い、わが家と始まる未来が幸せに綴られる。そんな想いから生まれた自由設計の住まい。テクノストラクチャー工法で、耐震性・耐久性とデザインの自由度を両立しました。先進技術で夢の住まいを紡ぎ、長い人生の物語を幸せに紡ぐ。家族の想い出を重ねながら未来へと価値を受け継いでいく住まいをぜひ展示場でご体感ください。

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