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緑井のイメージといえば…
緑井といえば…
平成26年8月に起こった広島土砂災害を想像される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近は異常気象の影響で全国各地で豪雨のニュースをよく目にしますが、
当時はあまり聞き馴染みのなかった「線状降水帯」
「線状降水帯」とは、次々と発生する発達した積乱雲が列を作り、組織化した積乱雲群によって、
数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞することで強い雨が続くことです。
当時3時間降水量は200㎜を超えており、安佐南区、安佐北区を中心に同時多発的に大規模な土砂災害が発生しました。
土砂災害が発生しやすい条件の一つに、広島の土壌も挙げられます。
広島西部山系(広島市の東区一部・西区一部・安佐南区・安佐北区一部・佐伯区一部、
廿日市市の一部、大竹市の一部の3市にまたがる地域のこと)の主な地質は、花こう岩です。
花こう岩は、風雨等で風化して「真砂土」と呼ばれる砂質土に変化します。
風化した物であり、安定性が低く、水に対して非常に弱い土質を持ちます。
集中豪雨にあったりすると、浸透水によって大規模な崩落を起こしてしまう可能性も上がります。
いろんな条件が重なり、広島土砂災害は発生してしまいました。
現在は、その経験から、危険度の高いエリアには砂防ダムを造る等の対応がなされています。
日興ホームの分譲中の緑井の土地の近くにも砂防ダムがあります。
上流と下流の二段階で、合計34,000㎥もの土石流を溜めることができます。
34,000㎥と言われてもピンと来ませんよね。
例えるならオリンピックなどで使用される競泳用プール(縦50m×横25m×深さ3m)の14杯分です!
この例えも規模が大きすぎて分かりにくいかもしれませんが…
そのくらい万が一の備えは出来ているエリアになっています!
写真でも確認はできますが、直接見るとより安心感があります。
このエリアが災害に対して安心な理由はまだあります。
長くなってしまったので、続きはまたお伝えします!!