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比治山公園と広島市現代美術館へ
暖かな晴天の休日、比治山公園と広島市現代美術館へ
暖かな陽射しに包まれた休日、ふと「芸術に触れたい」という気持ちが湧き、比治山公園と広島市現代美術館を訪れました。
広島市現代美術館は、日本を代表する建築家である黒川紀章(※1)によって設計されました。
(※1)黒川紀章氏は「共生(メタボリズム)」の思想で知られ、自然や都市環境と調和する建築を数多く手がけた人物です。比治山の地形や緑と一体化するよう計画された同美術館も、その理念を体現した建築作品のひとつとなっています。
青空の下、比治山の緑に囲まれた美術館へ向かう道のりから、すでに非日常の空気感。
街中にいながら、ゆったりとした時間が流れているのを感じます。
館内では、常設展示の**「コレクション展2050-Ⅲ」、そして特別展「Hiroshima MoCA FIVE 25/26」**を鑑賞しました。


写真:広島市現代美術館(設計:黒川紀章氏)

写真:美術館の階段もアートしてます(建築家:黒川紀章氏)
多彩な表現に触れる「コレクション展2050-Ⅲ」
コレクション展では、現代美術ならではの自由で多様な表現が並びます。
絵画、立体、映像、インスタレーション…。
作品ごとに込められたメッセージや時代背景を想像しながら鑑賞していくと、自然と作品の世界観に引き込まれていきました。
「美術は難しいもの」という先入観を持たず、感じたままを受け取る――
そんな楽しみ方ができるのも現代美術の魅力だと改めて実感しました。


写真:現代アートの巨匠:岡本太郎氏の作品

若い感性が光る「Hiroshima MoCA FIVE 25/26」
特別展では、今を生きる作家たちのエネルギーをダイレクトに感じることができました。
表現方法もテーマも実に自由。
社会への問いかけ、日常の再解釈、素材の新しい使い方など、どの作品も個性にあふれ、観る側の想像力を刺激してくれます。
「同じ時代を生きているからこそ共感できる感覚」もあり、常設展とはまた違った面白さがありました。


比治山の自然とアート散策
鑑賞後は、美術館周辺をゆっくり散策。
比治山の豊かな自然の中には、屋外アート作品が点在しており、まるで森の中の美術館のよう。
木々の間から現れる彫刻やオブジェは、自然と調和しながらも確かな存在感を放っています。
美術館の中だけで完結しない――
“歩きながら楽しむ現代アート”という体験も、この場所ならではの魅力です。



芸術に触れる休日の豊かさ
作品と向き合い、自然の中を歩き、感性を刺激される時間。
忙しい日常から少し離れ、心を整えることができた充実の一日となりました。
現代美術は難しく考えず、「感じること」を楽しめばいい――そう思わせてくれる貴重な体験でした。
そして、芸術を鑑賞することにより、自分自身の感性が少しずつ磨かれていく
――そんな思いも強く感じ、普段の生活では気づかない視点や価値観に触れることで、物事の見方が豊かになっていく感覚があります。
これからも、こうした“感性を育てる時間”を大切にしていきたいと思える、心満たされる休日となりました。