スタッフブログ
広島支社 建設BLOG NO.55
2025年7月17日
本日から、カーペット工事が始まりました。
ミーティングルームや会議室の床仕上げには、カーペットを採用しています。施工方法は「グリッパー工法」と呼ばれるもので、部屋の壁際に取り付けた「グリッパー」と呼ばれる金具に、カーペットを引っ掛けて固定する工法です。
この工法では、カーペットの下に約8mm厚のフェルトなどの下地材を敷き、カーペットをピンと張った状態でグリッパーに引っかけていくため、美しく仕上がるのが特長です。また、張り替えが比較的容易なのもメリットのひとつです。
写真に写っている、壁際に取り付けられた針付きの細長い木材がグリッパーです。そこにカーペットを引っ掛けてしっかりと固定していきます。
こちらの写真は、オフィス中央のカウンターに照明を設置した様子です。
カウンターの中央部分には、今後、ジャングルのような雰囲気を演出する植栽を施す予定です。オフィスの中でも象徴的な場所になると考えています。
また、本日は床暖房用のヒートポンプの設置も完了しました。
ヒートポンプとは、空気・水・地中熱などの熱源から熱をくみ上げ、移動させることで冷暖房や給湯を行う技術です。少ない電力で効率的に熱を移動できるため、省エネで環境にも優しいとされています。今回の床暖房には、このヒートポンプを採用しました。
設置後には試運転も実施しましたが……真夏に床暖房を体験するのは、なかなかの暑さでした(笑)
最後に、こちらの写真はエアコンの室外機の設置風景です。
迫力のあるサイズ感で、設置前には配管の「ラッキング」作業を行いました。
ラッキングとは、配管や空調ダクトなどに巻かれた保温材を、金属板でカバーする作業のことをいいます。これは、保温材の保護や結露・凍結の防止、美観の向上などを目的として行われます。
ラッキングの様子は、後日あらためて写真でご紹介する予定です。
配管好きとしては、美しく配管されたラインが金属板で隠れてしまうのは少し寂しい気もします(涙)