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広島支社 建設BLOG NO.45

2025年6月13日

本日は、1階壁に施工する「マーブルフィール」の施工指導日でした。大阪からプラネット社の指導員の方にお越しいただき、実際に手を動かしながら施工方法をご指導いただきました。施工を担当するのは、広島でプラネット工事といえばおなじみの「プラスデコレー」さんです。

「マーブルフィール」とは、ドイツのクライデツァイト社が製造する天然塗り壁材「プラネットウォール」シリーズの一つで、大理石の骨材と石灰を主成分としたコテ塗り仕上げ材です。高級感のある美しい仕上がりに加え、調湿性や防カビ効果などの機能も兼ね備えています。

なお、2階壁に施工する「フェザーフィール」については、次回のブログで詳しくご紹介しようと思います。

「フェザーフィール(FeatherFeel)」は、ドイツのプラネットジャパン社が製造・販売する漆喰塗料の一種で、ローラーで塗ることができる薄塗りタイプの壁材です。大理石の粉と天然の接着剤を主成分としており、やわらかく落ち着いた質感に仕上がるのが特長です。比較的施工が簡単なため、DIYでも人気があります。

 

こちらの写真は、マーブルフィールの下塗りが完了した状態です。左官工事といっても薄塗りで、仕上げ塗りと合わせても厚さはわずか1mm程度です。細かい骨材を含んだ仕上げ材をコテで塗ると、美しい櫛引状(くしびきじょう)のラインが現れます。

若干、コテのムラが出ることもありますが、かえってそれが壁に表情を与え、美しい模様として仕上がります。

 

次の写真は、1階ホールの柱間に取り付ける敷居材に塗装を施している様子です。柱の色に合わせて丁寧に色を調整しています。この材料は、某建材メーカーの長尺(2,730mm)で、床暖房や土足にも対応した幅広フローリング材です。この材を柱のサイズ(130mm幅)に合わせてカットし、敷居として使用する予定です。

この材料を選定するまでにはかなりの時間をかけましたが、きっと素敵な仕上がりになると思います。

 

 

最後に、こちらは家具のサンプルとして送っていただいた「椅子」の後ろ姿の写真です。椅子は、座り心地が何よりも大切だと思いますが、後ろ姿も美しく感じられるデザインでした。

個人的に座り心地が最も良かったのは、一番右側の木目調の椅子です。少しコンパクトですが、デザインも洗練されていて素敵です。部屋のスペースの関係で、大きな椅子は置けい「クロスの色決め室」に設置できたらいいなと思っています。

家具も家にとっては大切な要素です。家具のない家は、どこか未完成に感じられます。

家具は、そこに暮らす人の想いを映す存在のように思います。

 

 

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