Staff Blog
スタッフブログ
2
広島支社 建設BLOG NO.41

2025年6月4日
一昨日の月曜日からタイル工事が始まりました。搬入されたタイルは、実際にはこの倍の量があります。
1階ホールに張るのは、名古屋モザイク工業の130×130サイズのタイルです。

品名は「マンガニーズペイブ(Manganesepave)」。
ハードなアイアンのイメージと土物の温もりを両立させたペイビング材のタイルで、季節や時間、天気によって変化する陽光の反射が豊かな色調を生み出す――と、ホームページに記載されていました。
確かに、若干の色ムラがあり、光が当たると濃淡が生まれ、表情豊かなタイルだと感じます。

昨日は雨の予報だったため、他の現場から応援に来てくださった7人のタイル職人さんが、バサモルタル工事に取り組んでくれました。そのおかげで、1日で1階ホール全体の工事が完了しました。
バサモルタルとは、通常のモルタルよりも水分を少なくして、パサパサした状態にしたものを指します。主にタイルや石材の下地づくりに使われ、叩き込みやすいため、面を均一に整えるのに適しています。
因みに、バサモルタルの名前の由来は、「バサバサしたモルタル」からきているそうです(笑)

本日からは、いよいよタイル張りが始まりました。バサモルタルの上に櫛目(くしめ)を使ってボンドを塗り、その上からタイルを圧着していきます。
1枚ずつ丁寧に張り付けていく作業なので、非常に根気のいる工程です。
タイルが完全に固定された後は、最後に目地詰めの作業が行われます。今回の目地幅は、通常より広めの約13mmです。一般的には5mm〜10mm程度なので、「今回の目地詰めは大変なんです……」と職人さんが話されていました(汗)。
どの工程も、なかなか気が抜けませんね(笑)。
Blog Category