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山崎実業がアイデア商品を連発できる理由とは?
山崎実業がアイデア商品を連発できる理由とは?
1. 顧客の「痒いところ」に手が届く観察力
山崎実業の製品が多くの人に支持されるのは、「生活の中で本当に困っていること」を起点にしているからです。
日常の不満や小さなストレスを発見し、それを解消するソリューションを形にすることに徹している点が大きな強みです。たとえば、
✅お風呂の掃除がしやすいように 浴室用マグネット収納
✅狭いスペースでも機能する 壁面を活かした収納グッズ
✅「ここにあったら便利!」という場所を活かすアイデア商品
など、見た瞬間「そうそう、これ欲しかった!」と共感しやすい商品が多いことが特徴です。こうしたプロダクトはSNSで自然に共有され、口コミで広がっていく構造になっています。
この「生活者目線で課題を深掘りする姿勢」は、単なる流行やデザイン優先ではなく、 実際に使って初めて価値が伝わる製品づくりにつながっています。
2. シンプルで空間に馴染むデザイン
山崎実業が創出する製品には モノトーンのシンプルデザイン が徹底されています。
これは単に「かっこいい」だけでなく、
✅どんな部屋にも馴染む
✅主張しすぎない静かなインテリア性
✅生活感を消すことでユーザーが自分の空間を心地よく感じられる
という効果を生んでいます。
SNSの写真投稿でも「部屋にしっくりくる」という声が多く、ユーザー自身が空間コーディネートの一部として紹介しやすい土壌を作っています。
3. SNS時代にマッチしたマーケティング戦略
昨今注目される理由のひとつは、SNSとの親和性の高さです。
山崎実業の製品は、
✅「こんな使い方があるのか!」という驚き
✅生活の悩みを一瞬で解消する工夫
✅見た目も美しく投稿映えする
といった特徴があり、ユーザーが自主的に写真やレビューを投稿したくなる構造になっています。
企業側もユーザー投稿を公式で紹介することで、さらに口コミが加速する好循環を形成しています。
4. 歴史ある企業としての変化と挑戦
山崎実業は創業100年以上の老舗企業です。
過去にはアイロン台や家庭用品の製造からスタートし、時代の変化とともに製品ラインナップを進化させてきました。
単なる価格競争ではなく、
✅デザイン性を重視した商品開発への舵切り
✅余計な装飾を排したシンプルさ
✅「機能 × デザイン」の両立を追求
といった戦略に転換したことが現在の人気につながっています。
山崎実業の商品例から分かる「設計思想」
ネット記事でも紹介されているように、山崎実業のキッチン・家事用品には以下のような特徴があります:
✅ありそうでなかった便利機能
✅狭いスペースに適応するアイデア収納
✅すぐに日常で活用できる実用性
といった点が評価され、多くの人気商品が生まれています。
住宅会社が商品開発で参考にすべき考え方
山崎実業の戦略には、住宅会社の商品開発にも多くのヒントがあります。住宅という商品は「家という形そのもの」と同時に「暮らしをどう豊かにするか」という価値そのものですが、山崎実業の考え方を落とし込むと次のようになります。
1. ユーザーの日常課題から逆算する
家づくりにおいても、
✅「こんな時に不便を感じる」
✅「ここがストレスになる」
✅「こういう暮らしができたら嬉しい」
といった細かい日常の「痒い所」を徹底して洗い出すことが重要です。
そこで得られた課題こそが、真の価値提案につながります。
2. デザインは主役ではなく生活を引き立てる要素
山崎実業の製品はインテリアを邪魔しません。
同じく住宅においても、
✅内装
✅動線
✅空間の使い勝手
などがさりげなく日常を心地よくするデザインであることが強みになります。
3. コミュニケーションを設計する
SNSやレビューを積極的に活用することで、
✅問題解決アイデアをユーザーと共有する
✅住んでからの生活・使い勝手を発信してもらう
など、顧客の声や体験を商品=住宅そのものの価値として高める仕組みを持つことが重要です。
4. 継続的な改善とアップデート
住宅商品は長期的な投資ですが、ユーザーのリアルな生活データを取り入れ、次の企画や商品改良に活かす姿勢を持つことが大切です。
家づくりに「飽きない」「進化する」価値を設定することで、住宅としてのブランド力は高まります。
結び:住宅会社が目指すべき「小さな価値の積み重ね」
山崎実業の偉大さは、日常の小さなストレスを見逃さず、それを丁寧に商品として形にする情熱です。
日興ホームにおいても、大きな空間設計や構造性能と同じくらい、「毎日の暮らしが少しずつ快適になる工夫」 を発見し、商品づくりに取り入れることが必要かと思います。
ユーザーが日常の中で感じる細かな気づきから価値を生み出す姿勢こそ、日興ホームにおける「住宅の商品開発」でも参考にすべき重要な考え方だと感じます。