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みどり坂小学校のキャリア教育「働くとはどんなこと?」に参加

みどり坂小学校のキャリア教育「働くとはどんなこと?」に参加

2025年11月28日、みどり坂小学校で行われているキャリア教育「働くとはどんなこと?」に参加させて頂きました。6年生が、働くことの“喜び”や“大変さ”を自ら調べ、実際に働く大人から直接話を聞いて学ぶ、とても魅力的なプログラムです。

この記事では、その内容をわかりやすくまとめつつ、参加させて頂いたときの気付きや感想をご紹介します。

 

 

 

キャリア教育のねらい

みどり坂小学校のキャリア教育では、次のことを目標としているそうです。

●働くことの喜びと大変さを理解する
●社会のしくみを知り、働く人への感謝の気持ちを育てる
●自分の将来を考えるきっかけにする
9月〜11月にかけて、ワークショップ → 職業調べ学習 → 働く人から話を聞く会と段階的に学びを深めていきます。

 

 

 

「働く人から話を聴く会」に参加して

「働く人から話を聴く会」は、11月28日に実施されるメインイベントです。

 

日興ホームの他、福祉・警察・教育・観光・保育 など、多様な分野の方々が参加されていました。
児童140名は複数のグループに分かれ、3つの部屋を巡ってお話を聞きます。具体的な職場を見学する代わりに、学校内でさまざまな「働く世界」に触れられる仕組みです。
日興ホームからは、羽原さん(営業)、西本さん(大工)、私(設計)の3名が登壇させて頂き、広報の掛谷さんも参加しました。生徒さんは真剣な表情でしっかりメモを取り、時には元気いっぱい笑いながら和やかな雰囲気で話を聴いてくれました(笑)。
そして、最後は、質問コーナーや実際に大工道具を触ってもらったり、タブレットで3Dの建物を動かしてみたりと、みんな興味津々で盛り上がりました。

日興ホームでは、毎年この「働く人から話を聴く会」に参加させて頂いています。いつも話を聴いてくれた児童さんからお手紙を頂きます。毎年楽しみにしています(笑)。

 

 

 

児童はどんな職業について学んでいるの?

建築・福祉・警察・教育・観光・保育 など、多様な分野の方々が参加され、事前に、インターネット調べ学習では、児童それぞれが興味のある職業を自分で調べてきたそうです。
つまり、子どもたちは幅広い職業に触れ、多様な働き方や価値観を学んでいると言えます。

資料に目を通すと、学校がこの学びで期待しているのは、単なる知識の習得ではなく、子どもたちの心の中に次のような変化が生まれることに期待されているそうです。

① 働くことを「自分ごと」として捉えられるようになる
リアルな経験談を聞くことで、「仕事ってこういうものなんだ!」という実感が持てます。

② 将来への意欲がわく
自分の夢や興味を具体的に考えるきっかけになります。

③ 働く人への感謝や尊敬が育つ
仕事の裏にある工夫や努力を知ることで、「社会を支える人」への理解が深まります。

④ まとめ・感想文で思考力と表現力が伸びる
話を聞いた後には感想文を書き、最終的には「ドリームマップ」で表現。

内面の成長を文字にする大切なプロセスです。

 

 

まとめ

みどり坂小学校の「働くとはどんなこと?」は、“ただ職業を知る”以上に、子どもたちの人生観を育てるプログラムです。

多様な職業を知る
働く人の思いに触れる
自分の未来を考える
感謝の心が育つ

そんな豊かな学びがぎゅっと詰まっています。これから書かれる子どもたちの感想文やドリームマップが、とても楽しみですね。

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