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【広島県竹原市】ウサギの島(大久野島)へ
ウサギの島(大久野島)へ
幼少期を竹原で過ごした――。
瀬戸内の穏やかな海や島影は、私にとってどこか原風景のような存在です。そんな私が、意外にもこれまで一度も足を運んだことがなかった場所があります。そう、“ウサギの島”として知られる 大久野島 です。大久野島へ出発です。
幼い頃の記憶のそばにあった島へ
2月のよく晴れた休日。
空気はひんやりとしているのに、陽射しはやさしく、どこか春の気配を感じさせる一日でした。
忠海の港からフェリーに乗り込み、ゆっくりと島へ向かいます。
デッキに出ると、澄みきった瀬戸内の海。波は穏やかで、キラキラと光を反射していました。
島が近づくにつれて、これから出会うウサギたちへの期待がふくらみます。

写真:大久野島のフェリー乗り場
島に降り立つと、さっそく歓迎
フェリーを降りて少し歩くと――
いました。ウサギ、ウサギ、またウサギ。
あちらこちらに、思い思いに過ごす小さな姿。
ぴょんと駆け寄ってくる子、日向ぼっこをしている子、のんびり毛づくろいをしている子。
人を怖がる様子もなく、どこか島の住人としての貫禄すら感じます。
そっと触れ合う時間は、自然と頬がゆるむ、なんとも穏やかなひとときでした。
静かに歴史を伝える場所「大久野島毒ガス資料館」
かわいらしいウサギたちに癒やされる一方で、この島が持つもう一つの顔にも触れました。
毒ガス資料館では、かつてこの島で行われていた毒ガス製造の歴史が静かに語られています。
展示を見ながら、同じ島とは思えないほどの時代の重みを感じました。
平和の尊さを改めて考えさせられる、大切な時間でもあります。

写真:大久野島毒ガス資料館

写真:定番のインスタスポット
島時間に身をゆだねて「休暇村 大久野島」
島内を歩き進めると、緑に囲まれた国民休暇村のエリアへ。
宿泊や日帰り利用もでき、のんびり過ごすにはぴったりの場所です。
ベンチに腰掛け、海を眺めながらひと休み。
ウサギが足元にやってきて、またひとつ癒やしをくれました。

写真:大久野島国民休暇村
展望台と灯台からのご褒美の景色
島の高台にある展望スポットや灯台にも足を運びました。
瀬戸内の多島美が一望できる絶景。
青い海に浮かぶ島々、ゆっくり進む船、冬の澄んだ空気――。
思わず深呼吸したくなるような、清らかな眺めでした。

写真:灯台岬の途中にある展望広場
ウサギと過ごした、やさしい一日
幼い頃から身近にあったはずの島。
けれど、実際に訪れてみて初めて知る魅力が、たくさんありました。
ウサギたちと戯れ、
海と空に癒やされ、
歴史に触れ、
静かな時間を味わう。
心がふっと軽くなるような、リフレッシュの一日。
「また来よう」
そう自然に思えた、ほんわかと和む島時間でした。