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【広島県廿日市市】vison HIROSHIMA(仮)
ナガオカケンメイ氏が描く「広島らしい商業文化拠点」とは
広島県廿日市エリアで構想が進む大型複合施設「vison HIROSHIMA(仮)」。
本プロジェクトには、D&DEPARTMENTディレクターであり『d design travel』発行人として知られるナガオカケンメイ氏がアドバイザーとして参画しています。
同氏のnote連載では、構想の思想やプロセスが詳細に語られており、従来型の商業施設とは異なる開発思想が見えてきます。

写真:『d design travel』発行人 ナガオカケンメイ氏
プロジェクトの発端
『d design travel 広島号』をきっかけに、事業者側から次のような依頼があったことが始まりです。
写真:d design travel 広島号
つまり、テナント誘致ありきではなく、地域文化を編集する視点から施設全体を構想するという試みです。
| 構想の出発点の項目 | 内容 |
|---|---|
| きっかけ | d design travel 広島号 |
| 依頼内容 | 編集視点での施設づくり |
| 従来施設との違い | テナント主導ではない |
| 重視点 | 風土・文化・産業・人 |
モデルは三重県「VISON」
参考モデルとなっているのが、三重県多気町の大型商業リゾートVISON。
ただし、単なる模倣ではなく、「広島独自の再編集」が前提です。
| VISONと広島版の位置づけの項目 | 三重VISON | vison HIROSHIMA(仮) |
|---|---|---|
| コンセプト | 地域食・癒し・観光 | 地域文化・産業・思想 |
| 成立背景 | 観光リゾート開発 | 文化編集型開発 |
| 展開方法 | 成功モデル | 再編集モデル |
| 目指す姿 | 滞在型観光 | 文化発信拠点 |
計画地とスケール
note内で語られている計画概要は以下の通りです。
| 計画概要(現在造成工事中)の項目 | 内容 |
|---|---|
| 予定地 | 広島県廿日市市周辺 |
| 敷地規模 | VISON級またはそれ以上 |
| 開業目標 | 2029年頃 |
| 施設性格 | 観光・商業・文化複合 |
広島西部エリアの新たな広域観光拠点として期待が高まります。
ナガオカケンメイ氏の役割
肩書きはアドバイザーですが、実際には施設の思想設計に深く関与しています。
| 主な関与領域の分野 | 内容 |
|---|---|
| コンセプト設計 | 施設全体の思想整理 |
| リーシング | 出店方針の助言 |
| パンフレット | 編集・制作 |
| 世界観構築 | 文化的統一感の設計 |
編集者視点の総合プロデュースに近い役割です。
施設づくりの核心テーマ
①「広島らしさ」の再定義
取材・リサーチから抽出された広島の本質的価値は次の通り。
| 要素 | 背景 |
|---|---|
| 祈り | 被爆の歴史 |
| 復興 | 戦後再生の象徴 |
| 平和思想 | 国際的メッセージ |
| ものづくり | 製造業集積 |
観光消費ではなく、精神性を伴う文化発信が軸です。
② ロングライフデザイン思想
ナガオカ氏の活動理念も反映されています。
| 思想 | 内容 |
|---|---|
| 長く続くもの | 流行依存ではない |
| 地域性 | 風土に根ざす |
| 用の美 | 実用と美の両立 |
| 継承性 | 次世代へ残す |
文化施設・ミュージアム機能の導入可能性も示唆されています。
③ 商業施設との違い
| 一般的商業施設 | vison HIROSHIMA構想 |
|---|---|
| 売上重視 | 文化価値重視 |
| 有名店誘致 | 地域編集型 |
| 消費型 | 体験・学び型 |
| 短期更新 | 長期継続 |
| 均質空間 | 地域固有空間 |
推進上のこれまでの課題
壮大な構想ゆえの困難も語られていました。
| 主なハードルの課題 | 内容 |
|---|---|
| 建設費高騰 | 事業収支悪化 |
| 事業体制 | チーム解散危機 |
| 統括不在 | 意思決定停滞 |
| 社会情勢 | 市況変動影響 |
一時停滞を経て、自治体連携などにより再始動しています。
情報発信の新しい形
施設計画の途中経過を共有するため、ラジオ形式の発信も企画。
| ラジオ発信の目的 | 内容 |
|---|---|
| 透明性向上 | 計画過程の可視化 |
| 関係人口創出 | 参画意識醸成 |
| 出店促進 | 事業者理解促進 |
| 文化形成 | 物語共有 |
「つくる過程も文化にする」という思想が表れています。
期待される地域波及効果
| 分野 | 効果 |
|---|---|
| 観光 | 広域集客拠点 |
| 産業 | 地場企業発信 |
| 文化 | デザイン拠点化 |
| 雇用 | 地域就業創出 |
| 交流 | 関係人口増加 |
まとめ
vison HIROSHIMA(仮)は、
✅ 商業施設
✅ 観光施設
✅ 文化施設
それらを横断する**「地域文化編集拠点」**です。
広島の風土・祈り・ものづくりを未来へつなぐ新拠点として、今後の動向に大きな注目が集まります。
私たち日興ホームグループも広島県を中心に「家づくりを通して地域社会に貢献する」ことを目指しています。日興ホームのHP
写真:ナガオカケンメイ氏
D&DEPARTMENTディレクター
d design travel発行人 デザイン活動家。
長く続くことに関心があります。
「d47MUSEUM」(渋谷ヒカリエ8階)館長。
「つづくをつくる(日経BP社)」「ナガオカケンメイの眼(平凡社)」など。
「情熱大陸」など出演多数。
※本記事はナガオカケンメイ氏note連載内容をもとに整理・構成しています。
