結婚をした頃からK様のマイホーム計画ははじまっていた。ところがその後2年間は、アメリカ・カリフォルニアへ出向。カリフォルニアで暮らしていたナチュラルな空間と高い天井、どこからか風を感じるようなオープンな住まいがとても快適だったという。帰国後にスタートした家づくりは、日興ホームの規格住宅シリーズの「FREEQ(現BinO)」を選択。それは2年間過ごしたカリフォルニアの住まいに近いイメージだったからだ。
特徴的なのはリビング。ダイニングに対して一段下げたモルタル張りの土間で、吹き抜けの大きな開口部もあってとても開放的。段差に腰掛けて子どもと遊んだり、窓を開けて屋外を感じたりして、リビングの新しいスタイルを感じさせる。見上げると2階のホールや梁、筋交いといった構造、ヘリンボーンの天井が見渡せて心地良い。
また浴室、洗濯機、洗面室、ウォークインクロゼットが直結した動線、棚はご主人の手づくりというパントリーなど家事をサポートする工夫もたくさん。お風呂上がりにウッドデッキでくつろいだり、友人を招いてホームパーティーをしたりと、ゆったりとした時間を楽しんでいるようだ。
ご主人も気に入っているというリビングの吹き抜けの景色。梁などの構造やホールが見渡せて、この家の良さが集約しているよう。レコードプレイヤーや本棚を備えたフリールームや天井を高くした白く爽やかな子ども部屋もお気に入り。「子どもはのびのび育てたい」とご夫婦の思いが詰まっている。
ダイニングテーブルは収納を兼ねたカウンター。リビングを広くするための工夫でもある。
浴室から洗面室、ウォークインクロゼットを集約。
可動棚はご主人のお手製。
玄関アプローチはウッドデッキと直結。これもカリフォルニアテイストの1つ。
外壁はガルスパンという金属サイディングで、色はチタングレーメタリック。
キッチン横のパントリー。古材を使って可動式の棚を取り付けたのはご主人。部屋の雰囲気に合わせた。
階段から玄関を見下ろす。長女の安全のため階段下にご主人のDIYで小さなゲートを取り付けた。
いろいろとこだわりが多かったのですが、日興ホームさんはアットホームな雰囲気なので気軽に相談できました。僕たちの希望をくみ取っていただいた上にセンスも良く、楽しく家づくりができました。住んでいる今も点検体制が万全で、安心して住み続けていけそうです。