床のパイン材と白のシンプルなLDK。向かって左の部屋は扉を閉めれば個室にもなるが、普段は開けたままにして開放感を楽しんでいる
まるでアメリカ西海岸の住まいを思わせるK様邸。5月から11月まで、ほぼ毎週、家族で海へ遊びに行くほどの海好き一家。住まいにはカリフォルニアスタイルのデザインと開放感にこだわりを持っていた。また、以前住んでいたアパートで冬の結露に悩まされていたという経験から、冬は暖かく断熱性や耐震性に優れた家にしたいと考えていた。
サーフボードのかかるLDKには南からの暖かな日差し。そのため1年中素足でも心地いいのだとか。吹き抜けのリビング階段は、白いロープを手すり代わりにしたマリンテイスト。テラスのある外観は子ども達の格好の遊び場だ。また玄関のシュークロゼットにはウエスタンドアも取り付けた。「子ども達はリビングで過ごして欲しいので、子ども部屋はあえて狭くしたんです」とご主人。家族がいつも仲良く過ごせる住まいとなった。
家族がどこにいても気配を感じられるキッチン。テレビ側のアクセントウォールはこだわりのヘリンボーン
いつもこうして家族みんなで寝転ぶことが多いという主寝室。色味を抑えた落ち着いた空間
窓やテラスの位置などバランスを重視したという西海岸風の外観。太陽光発電を取り入れている
ルーバーの扉とブルーのタイルで明るい雰囲気を醸し出す洗面室。洗面室とバスルームは広さにこだわった
床のクッションフロアはインダストリアルなデザインを選択。他は全て白で統一して清潔感を大切にした
吹き抜けを設けて家全体を明るくした。リビングから声をかけると2階の子ども達から元気のいいお返事が。手すりのロープがかわいい
裏庭に面した広々ウッドデッキ。一角にはシャワーを取り付けており、海から帰ってきた時に便利
白を基調しにた玄関。向かって右にあるのがウエスタンドアのシュークロゼット