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さざなみの森

 長男は認定こども園「さざなみの森」に通っています。さざなみの森は、自然の中に施設があり、めいっぱい自然に触れ、めいっぱい遊び、その中から生まれる発見や経験が学びの基礎になるという教育方針の園です。木登り、泥遊び、草花の汁で絵を描いたりなど、最近は敬遠される遊びの中で子どもたちはたくましく成長していきます。四季折々の行事を大切にし、田植えや稲刈り、草木の染め物など、家ではなかなか経験のできないことを学びます。そんな教育方針に感化され、さざなみに通わせました。私は元広島市内の小学校の教員で教育の現場にいましたが、このような環境で学べる幼稚園は市内にはあまりありませんでした。おかげで息子はたくましく育っています。先日も、木登りをしていて、枝が服に引っ掛かり、服を破いて帰ってくるなど、少々たくましすぎることもありますが、小学校に上がる前までは、抑えるのではなく、精一杯発散してほしいなと思っています。そんな息子もあともう少しで園を卒園します。園とのギャップの中、小学校に馴染んでくれるのか、少し心配ですが、きっと園で学んだこと、その経験が基礎となり、生きる力につながっていくと信じています。

 

 

 

 

写真は先日の「春待ち会」という、卒園前の行事で、草木染めをしたあとの写真です。わたしも子どものとき、このような園に通いたかったです。

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