Staff Blog

スタッフブログ

3

広島支社 建設BLOG NO.34

2025年5月8日

本日より、木製階段の取り付け工事が始まりました。

今回は、側板のない「雛壇(ひなだん)階段」です。階段工事の中でも、かなり難易度の高い仕事だと思います。

階段の両側の壁はすでに仕上げ材が貼られているため、段板の切り損じが許されない繊細な作業となります。特に、踊り場の踏板を取り付ける際には、ベニヤで型を取り、原寸で合わせながら、慎重に材料を加工していきます。

大工さんにお話を伺ったところ、取り付け方法は職人によってさまざまだそうです。今回は階段下が倉庫として使用されるため、できるだけ美しく見えるように仕上げてもらっています。また、階段の段裏部分については、後から床鳴りなどの調整ができるよう、あえて天井を張らない設計としました。

 

 

この写真は、踊り場部分の踏板を取り付けている様子です。澤岡棟梁が見守る中、二人がかりで慎重に(でも楽しそうに)工事を進めています。

階段の材料は集成材ですが、継ぎ目が目立たないよう工夫されており、一枚板のように見える仕上がりになっています。

 

工事2日目で、踊り場の半分まで進みました。正面から見てもスッキリとしたデザインの階段で、最後には両側の壁に縦格子が取り付けられる予定です。とても美しい階段に仕上がると思います。

今から完成がとても楽しみです!

Blog Category

カテゴリー