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広島支社 建設BLOG NO.33

2025年5月2日

本日、墨出しをした位置にタラップを取り付けました。本来の施工手順は、①取付金具の取り付け → ②外壁ガルバリウム鋼板張り → ③タラップ本体の取り付けです。今回は確認のため、仮止めでタラップ本体を取り付けました。

試しにタラップを使って上がろうとしましたが、高すぎて怖くなり、足がすくんでしまいました。最終的には防護かごを取り付けるため、落下の心配はありませんが、高い所が苦手な方には厳しいかもしれません。

 

こちらの写真は、分電盤の設置作業中の様子を撮影したものです。この規模の建物になると、分電盤もこのような大きさになります。

一口に「分電盤」といっても、実はさまざまな機能を備えています。

分電盤には「安全ブレーカー」と「漏電遮断器」が組み込まれています。安全ブレーカーは、規定の電流を超えて電気を使いすぎた場合や、配線・機器がショートしたときに、自動的に電気を遮断する機能を持っています。また、漏電遮断器は、屋内の配線や電気器具のどこかで漏電が発生した際、すぐにそれを感知して電気を遮断する安全装置です。まるで、大元の電気を見張る優秀なガードマンのような存在です。

家庭で分電盤のブレーカーが落ちて停電になるのは、多くの場合、電気の使い過ぎ(過電流)が原因です。

 

少しマニアックな内容になりますが、万が一漏電(電気が漏れた状態で、それに触れると感電します)が発生した場合でも、どの回路が原因かを突き止めることが可能です。まずすべての安全ブレーカーを遮断し、メインブレーカーを上げます。次に、一つずつ安全ブレーカーを上げていくと、漏電している回路を上げたタイミングでメインブレーカーが落ちる仕組みになっています。

分電盤は、まさに電気を見守るガードマンです。本当に優秀すぎます(笑)。

 

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