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広島支社 建設BLOG NO.31

2025年4月27日
先日から、壁の石膏ボード張りが始まりました。石膏ボードを張る前には、さまざまな準備が必要です。
たとえば、上の写真は、壁の中に入れる防音用のグラスウールを充填したところを撮影しました。これは、あくまで部屋の間仕切り部分における簡易的な防音対策として充填するものであり、気密工事(ベーパーバリア)は必要ありません。今回は、グラスウール(10kg/m³・厚さ75mm)を壁の中に充填しました。

そのほかにも、電気関係や通信関係の配線、コンセント、スイッチなど、さまざまな配線や機器類を取り付けていきます。
また、モニターなどを壁に取り付ける場合は、必ず下地補強を行う必要があります。

こちらの写真は、壁に1枚目の石膏ボードを張り終えたところを撮影したものです。
石膏ボードを張る際の注意点は、完成後にクラック(ひび割れ)が発生しないように施工することです。壁のクラックは、下地の変形が大きい箇所に発生しやすくなります。特に、建具(ドアや窓枠など)の四隅部分は要注意です。建具の出隅部分では、石膏ボードの継ぎ目を設けないことが重要となります。
また、石膏ボードを張る際の二点目の注意点は、基準ボード(垂直)を決めることです。もしこの基準が少しでも斜めになっていると、張り進めるにつれて壁が斜めになっていきます。また張り終わった石膏ボードには、油性マジックや墨ツボの墨を付けることは仕上に関わってくるので、絶対NGです。
後工事や完成後のメンテナンスも考慮しながら施工を進めることが大切です。
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