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広島支社 建設BLOG NO.24

2024年4月9日
本日より、2階のフローリング張りの工事がスタートしました。
フローリングは、塗料で有名なOSMO(オスモ)製で表面に4mmの突板が張られたフローリングを採用しました。材種はヨーロッパオークで、天然素材なので一枚づつ色が違います。
この写真は、長さと大まかな色合い毎に分けて積み上げられた状態です。こうした下準備が地味に大切です。

フローリングの色を混ぜながら「乱張り」で施工します。乱張り(らんばり)とは、規則正しく並べずランダムに並べる施工方法です。
乱張りをする場合の色の混ぜ方は、大工さんのセンスにお任せしました。
目地間隔を揃えるために、厚紙を挟みフローリングを張っていきます。とても丁寧な仕事です。

この写真は、空調の吹出し口部分です。ホールが吹抜けで天井がないので、壁から吹き出す方式になりました。
整然と並んだ吹出し口がとても綺麗です。

内部の給排水工事もほぼ完了しました。天井の中は、空調配管と電気配線、それと給排水管が立体交差で収まります。
図面では、2次元(平面)でしか見えないのですが、3次元で配管を施工する職人さんは本当に凄いな~と感心します。
配管は水漏れなどがあってはならないのですが、万一に備えて天井点検口を設けることが大切です。照明の位置や空調機の位置を考慮しながら、綺麗に見える場所へ設置します。
また、照明器具や空調機器の設置をする場合、一旦床に位置を墨出し(位置を書き込む作業)をして、確認しながら作業を進めていきます。
天井裏や床下は出来上がると見えなくなる部分ですので、とても大事な工事です。
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