家で本を読む ⑭(終)

徐々に扇風機をつけないとやってられない気温になってきましたね。

でも風にあたると寒かったり…難しい気候です。

 

さて、今回で本を紹介させていただくのは最後になります。

最後はこちら!

 

タイトル:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

著者:桜庭一樹

 

私が今まで読んだ本の中で、一番印象に残っている本です

 

主人公の山田なぎさは中学生でありながら、早く自立したいと望む少女。

そんな彼女の中学校に人気歌手の娘である海野藻屑という少女が転校してきます。

藻屑は自分のことを人魚だと言ったり人間を観察する為にやってきたと言ったり…なぜか不思議な嘘をよくつくのですが、

そんな藻屑にイライラしながらもなぎさは彼女と関っていきます。

 

なぎさは父親が他界しており母と兄の三人暮らしですが、兄は引きこもりで家庭は裕福ではありません。

一方、藻屑は父との二人暮らしで金銭的には困ることの無い生活を送っています。

しかし話が進んでいくと藻屑が日常的に父親から虐待を受けていることが判明し、

彼女がただの裕福な家庭で育った子ではないことが分かります。

そのこともあり、なぎさと藻屑は仲を深めていくこととなります。

 

この話では力の無い子供たちが、日常の中で戦う姿が描かれています。

なぎさはお金のない生活の中で毎日一生懸命生きており、藻屑は父親の虐待にいつも一人で耐えています。

また、藻屑は虐待を受けながらも父親のことが大好きであったり、彼女がつく不思議な嘘にも全て理由があったりと…

藻屑の不器用ながらも精一杯生きていく姿は読んでいて胸を締めつけられます。

物語の最後はとてもやるせなく、思わず目を覆いたくなるものですが

少女達が必死で生きた結果としてしっかり見届けていただきたいです。

 

今日まで合計14冊の本を紹介させて頂きました!

本なんて読んでも…という方も多いとは思いますが、私自身本を読むようになって知識が増えたり

国語の点数が上がったりと良い点が多くありましたので、無意味なことではないはずです。

皆さんが多くの素敵な本と出あいますように。

 

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